U12のリーグ戦が開始しました⚽。
現在、試合では6年生の選手がゲームキャプテンを交代で行っています。今日は初勝利をあげた7/31のゲームキャプテンの大釜渉夢選手を中心に取り上げたいと思います。
大釜選手は攻守にわたってチームのために走り続ける選手です。大きな声でチームメイトを鼓舞するタイプの選手ではありませんが、運動量も豊富でタフで強く、いろんな局面でチームを助けてくれます。守備だけでなく、チャンスと見るや一気にゴール前まで侵入する機動力もあります。
そんな大釜選手もこの暑さのため、2試合フル出場のあと、3試合目途中で交代をしていました。そんな大釜選手とベンチで話をしますと…。
「あー、出たいな。得点決めれるかも💪 ぼく、まだ(得点を)決めたことないんや。」
「えっ、そうなん?」と聞くと、「うん」と言って……、強い日差しのために真っ赤になった頬をさらに赤らめています。その表情は真剣そのもので、ゴールへの強い気持ちを感じることができました。
大釜選手はその後、私に微笑みを浮かべてから、テントの外にゆっくりと出て、他の選手に声援を送りはじめました。
「成長したなあ!」…本当にたのもしく感じましたよ😊
いよいよ3試合目後半途中から、大釜選手は出場の機会を得ました。何度も何度もゴール前に迫っていきます。ゴール裏の保護者のみなさんからは選手の背中を後押ししてくれる力強いエールと拍手が聞こえてきました。
残念ながら、初ゴールを決めることはできませんでしたが、チームは初勝利を飾りました。
そして、彼のさらなる成長を感じたのは試合後の片付けの時でした。
ゴール裏に選手と保護者用のテントを張っていたのですが、その片付けを終えたのち、駐車場まで一番重いテントをリュックのように肩に担いで、もくもくと一人あるく大釜選手!
深沢海希選手のお父さまがひょいと大釜選手の肩に負担がかからないように、優しく持ち上げてくださると、恥ずかしそうにしながら、最後の駐車場の入り口からは「ありがとうございます。大丈夫です!」ときっぱりとした声でお礼を述べていました💪
サッカーを通じて、人間としての成長曲線を描いていることをひしひしと感じました。
最後に……
こうした選手の成長にサポーター(保護者のみなさん)のご配慮があることをみなさんにお知らせし、お礼を申し上げておきたいと思います。前述したように、深沢海希選手のお父さまは大釜選手のテントを代わりに持つことは決してしません。それは海希選手のお父さまは選手の自主性を大切にすることの大切さを知っていてくださるからです。
海希選手のお父さまだけではありません。ゴール裏のテントのうち、保護者用のテントは保護者のみなさんがすぐにきちんと片付けて下さります。そして、選手のテントは選手が片付けやすいようなポジションにして下さっているのです。
選手に代わってお礼を申し上げます🙇
⚽いつもぼくたちをはげましてくれてありがとう!
⚽ぼくのことばかりでなく、ぼくたちのチームに拍手を贈ってくれてありがとう!
⚽ぼくたちのトライを認めてくれてありがとう!
さあ、次のゴールをめざして⚽
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