7月30日(土)VS 山崎戦。ともに無敗同士の戦いで今夏の天王山でした。
勝利したほうが優勝をめざすポジションに立つことができる重要な試合でした。
前半はVAMOSが押し気味に進めていましたが、風下になった後半は相手チームの勢いが増してきました。まさに一進一退の攻防を繰り返していました。
両チームが無得点のまま、後半も20分が経過し、アディショナルタイムに入ったとき、FWの坂本大虎選手が左サイドをドリブルで仕掛けていきました。相手選手のプレッシャーを受けながらも30mは進んだでしょうか。マークを剥がすことに成功し、ゴール前にクロスボールを入れました。右MF香山響毅選手が相手マークを引き連れ、中央右のスペースができた箇所に、右DF横山颯祐選手が素晴らしいワンタッチの後に、ズドーン!とゴールネットを揺らしたのです(次の写真はその時の写真です)。
横山颯祐選手に一斉に駆け寄る選手たち!
ベンチを飛び出す選手とガッツポーズをするスタッフ!
観客席からはずっと声を出し続けてくれた保護者のみなさんや6年生のサポーターの皆さんから一段と大きな歓声が沸き起こりました。
ピーー-ピッピー(試合終了)。
私だけではないと思います。足先までしびれるような、まさしく鳥肌がたつような、一瞬にして目に涙が溜まるような感覚…。
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U11リーグ戦も残すは最終戦のみとなりました。
ここまで6戦全勝ですが、決して楽な試合は一試合もありませんでした。
以下に戦績を挙げておきます。
6月19日(日)
VAMOS上郡 VS 佐用星都SC
2 - 1
(得点者 横山颯祐・大國泰輝)
7月3日(日)
VAMOS上郡 VS 石海SSD
1 - 0
(得点者 岩井智喜)
VAMOS上郡 VS 塩屋SSD
2 - 1
(得点者 松尾遥斗・大國泰輝)
7月9日(土)
VAMOS上郡 VS 一宮SC
1 - 0
(得点者 岡村奏甫)
VAMOS上郡 VS 御崎SSD
8 - 0
(得点者 坂本大虎⑶ 福田篤人⑴ 岡村奏甫⑵大國泰輝⑴ 山本怜央⑴)
7月30日(土)
VAMOS上郡 VS 山崎SSD
1 - 0
(得点者 横山颯祐)
5試合が最少得点差の勝利で、御崎戦もスコア以上に厳しい試合でした。
得点者も試合ごとに入れ替わっていることからも分かるように、VAMOS全員一丸となっての勝利でした。MOM(試合でもっとも活躍した選手に与えられる賞)も様々な選手だったと思います。
何よりも「すごい!」と感じたのは、一試合ごとに選手が成長し、チームが団結していくことが手に取るように分かったことです。戦術面や技術面の成長も素晴らしいですが、一番大きいのは精神面の成長でしょう。
試合前の心や身体の準備はどのチームよりも上回っていたと思いますし、練習後には必ず残って練習する選手がいました。また、平日練習にチケット参加する選手も増えました。先日の土曜日には練習後にみんなで公園で集まって練習をしたほどです。
仲間のために何度も何度もスプリントする選手💪
ゴール前に仲間を信じて飛び込む選手💪
身体を投げ出して勇気をもって守る選手💪
低学年の選手のためにサポートに来てくれる選手💪
本当に眩しい思いで見つめています。
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忘れていけないことがあります!
それはピッチにいる選手たちをサポートしてくれる保護者の皆さまとクラブの仲間たち、卒団生の先輩たちとその保護者の皆さんです。
間違いなく、9人目の選手となって、ピッチの選手たちの背中を力強く押していただきました。本当にどれほどサポーターの皆さんの声援や拍手が心強いことでしょうか。
本当に尊いことです!
どんなチームのサポーターよりも、私たちのサポーターは私たちに勇気と希望を与えてくれる存在です。
「十億の人に十億の母あるもわが母にまさる母ありなんや」(暁烏敏)という詩があります。「私の母は私を支えてくれる唯一の母である」という意味ですが、Jリーグを含め、多くのチームには素晴らしいサポーターがいらっしゃいますが、VAMOSを支えてくれるという点では我がチームのサポーターにまさるサポーターはいません。
本当にありがとうございます!
今度はサポーターの皆さんに勇気と希望を届けられるように、8月21日(日)VS斑鳩(10時キックオフ)では全力を尽くして戦ってまいりたいと思いますので、みなさまの応援をよろしくお願い致します!
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